京都市でのお気に入りスポット~その2~
2021-01-24, 2020-10-13

京都市に住んでいたときによく訪れたお気に入りの公園(洛西竹林公園、桂坂野鳥遊園、桂坂公園)の記録です。
洛西竹林公園は隠れた竹の名所
京都市の洛西にある竹林公園は、公共交通機関ではアクセスしづらいので観光ガイドには載っていないと思いますが、風情があり落ち着けるいいところでした。なお、洛西はもともと京たけのこの産地で、その歴史を後世に残すため、開園したとのことです。ちなみに、資料館も含めて入園料無料で、無料駐車場もありました。

なお、竹林公園は小高い位置にあり、とある場所からは遠くまで見通せました。

入り口から少し歩くと竹の資料館がありました。

ここには竹に関する貴重な資料がいくつもありました。

様々な種類の竹も立て掛けられてありました。

珍しい竹の種も展示されていました。

竹をフィラメントにしたエジソンの電球もありました。

資料館を抜けると公園がありました。竹や笹を中心に緑が多く、癒やされました。

観光客はほとんどいなかったですね。いいところです。

ちょっとした広場もありました。

竹に隠れた資料館です。

この公園には、実は歴史的な遺構が2つありました。1つは、応仁の乱ゆかりの石橋である百々橋(どどばし)です。京都市上京区からこの竹林公園に移築されたとのことです。

もう1つは、石仏群です。織田信長が室町幕府の足利義昭のために築いた旧二条城の石垣に使われたとされています。

もちろん竹林公園ということで、沢山の種類の竹が至る所に植えられていました。日本で広く見られる孟宗竹(もうそうちく)は、自生してただけだとは思いますが。

美しい金明孟宗竹(きんめいもうそうちく)もありました。

珍しい竹もありました。下の写真は、黒い竹の黒竹(くろちく)です。

亀甲竹(きっこうちく)という亀の甲羅のような竹もありました。

人工的に四角にした竹もあり、興味深かったです。

さらに、竹林の小径もありました。京都市には嵐山の他にも竹林の小径がいくつかありますが、ここもその1つでした。観光客がほとんど来ないので、プライベート感溢れる写真を撮れました。

いいところでした。

桂坂野鳥遊園で鳥のさえずりに癒やされる
森に隣接する(ほぼ森の中の)桂坂野鳥遊園では、鳥たちと出会えました。車がないと行きづらい場所にありますが、駐車場無料でした。

苔道を歩いていると、木の上から鳥たちの歌声が聞こえてきました。

こもれびの滝です。鹿威しの音が、よいアクセントになっていました。

入館無料の観鳥楼もあります。

しっかりとした望遠鏡が設置されていますので、手ぶらで訪問してもOKです。

観鳥楼は池に面しています。髭犬はここで、カワセミを見つけたことがあります。

他にもたくさんの鳥が訪れるそうです。訪れる鳥の模型がありました。

観鳥楼から少し歩くと、ちょっとした広場がありました。ほとんど人は来ないので、プライベート感がありました。小川もあり、子どもと遊ぶにはいい場所でしたね。

ところで、この野鳥遊園は、隠れた紅葉スポットでもありました。

紅葉の季節は、色づいた木々が池に映り込み綺麗でした。

広場も夏とは異なる趣がありました。

息子にとっては、広場が一番楽しそうでした。

眺めの良い桂坂公園は散歩に最適
野鳥遊園の近くには、起伏の大きな桂坂公園がありました。ここは、自然が多く、散歩には最適の場所でした。ちなみに、近くには駐車できる場所が沢山あったので車で訪れました。
公園は、中央に大きな芝生の広場があり、周りには木々に囲まれた道がありました。

この公園は、山を眺めることができるので、満足度が高かったです。

広場を囲っている木漏れ日の道を散歩すると、とても気分が良かったです。

どんぐりが沢山落ちていた道もありました。

休憩のための東屋もありました。

木々の中を歩くと川を見つけることも。

紅葉の季節もとても綺麗でした。

もみじ以外の紅葉も楽しめました。

この素晴らしい公園で、息子と一緒によく散歩しました。

以下リンクより、一覧に戻れます。

家族と一緒に過ごしてきた地域のお気に入りの場所を記録しています。この回顧録は、髭犬のサイト立ち上げの2020年からです。