洛西竹林公園は、隠れた竹の名所
2021-08-26, 2020-10-13
洛西竹林公園は、竹の資料館の他、多種多様な竹が植えられた回遊式の庭園があり、満足度が高かったです。
竹の楽園、洛西竹林公園へ
京都市にありながら、観光客にとってのアクセスが悪いため、いまいち知られていない、観光スポットが洛西竹林公園です。ちなみに入園料、駐車場は無料でした(髭犬が京都市を去るころに駐車場は有料化されました)。
この竹林公園は小高い位置にあり、開けた場所では遠くの山も望む事ができました。
ここは、回遊式の庭園があり沢山の種類の竹を観察することができます。また、短いながらも竹林の小径もありました。それだけでなく、竹の資料館や歴史的遺構もあり、無料の施設とは思えないぐらい満足した時を過ごすことができました。
竹の資料館で学ぶ
竹林公園の門を過ぎてしばらく歩くと、庭園の入り口を兼ねた入館無料の資料館がありました。
ここには竹に関する貴重な資料がいくつもありました。
様々な種類の竹も立て掛けられてありました。
珍しい竹の種も展示されていました。
竹をフィラメントにしたエジソンの電球もありました。
回遊式庭園を巡る
たくさんの竹と出会う
資料館を抜けると庭園がありました。竹や笹を中心に緑が多く、癒やされました。
小高い土地にあるので、高低差がありました。
ちょっとした広場もありました。
竹に隠れた資料館です。
もちろん竹林公園ということで、沢山の種類の竹が至る所に植えられていました。日本で広く見られる孟宗竹(もうそうちく)は、自生してただけだとは思いますが。
美しい金明孟宗竹(きんめいもうそうちく)もありました。
珍しい竹もありました。下の写真は、黒い竹の黒竹(くろちく)です。
亀甲竹(きっこうちく)という亀の甲羅のような竹もありました。
人工的に四角にした竹もあり、興味深かったです。
歴史的遺構(百々橋、石仏群)を見る
この公園には、実は歴史的な遺構が2つありました。1つは、応仁の乱ゆかりの石橋である百々橋(どどばし)です。京都市上京区からこの竹林公園に移築されたとのことです。
もう1つは、石仏群です。織田信長が室町幕府の足利義昭のために築いた旧二条城の石垣に使われたとされています。
竹林の小径を歩く
さらに、竹林の小径もありました。京都市には嵐山の他にも竹林の小径がいくつかありますが、ここもその1つでした。観光客がほとんど来ないので、プライベート感溢れる写真を撮れました。
いいところでした。
以下リンクより、一覧に戻れます。
京都市在住時に好んで訪れたお気に入りの利用無料スポットの記録です。